2018/10/25

先日、『偏光グラスをかけよう』をアップしたときに、
釣り女部のGoogle+ページで、偏光グラスについてご質問いただきました。
ご質問内容:「1日掛け続けると良くないと聞きましたが?」
確かにタモレも聞いたことがあるような気がします。
同時に、「そういわれるけど、そんなことないんだよ」って話も聞いた気がします。
うろ覚えで、すぐにはお答えできませんでした。
そこで、眼科医に確認しました!
返答が遅くなってごめんなさいね(;_;)
目次
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サングラスや偏光グラスを掛け続けること
色の濃いレンズと瞳孔
猫の目は明るいところで黒目が細くて暗いところで大きくなりますよね。
画像のモデルは我が家の黒猫くんと職場の通い猫の白猫くんですが、
人間の目も目立たないけれど同じなんです。
明るければ瞳孔が閉じ、暗ければ瞳孔が開きます。
ということは。
色の濃いレンズを掛けると、暗くなるので瞳孔は開きます。
瞳孔が開いたまま日の光を浴びると
眼科で眼底検査を受けた方は経験があると思いますが、
裸眼で瞳孔が開いた状態で日の当たる場所にいるとどうなるでしょう?
すごくまぶしいですよね。
瞳孔は狭くなったり開いたりすることで目の中に入る光の量を調節しています。
開いた瞳孔から目の中に直接紫外線がたっぷり注ぎ込まれていることになります。
まぶしいだけではなく、目の異常を起こすこともあります。
UVカット加工なしレンズの場合
裸眼であれば瞳孔が縮んで目の中に入る紫外線を調節しようと試みますよね。
ところが色の濃いレンズ越しだと、瞳孔が開いた状態で紫外線を浴び続けることになります。
紫外線を”だだ浴び”状態です。
まぶしさを感じにくい分、このことに気づかない人は多いと思います。
サングラスにしろ、偏光グラスにしろ、UVカットの加工がないレンズであれば
紫外線に対しては裸眼以上に無防備です。
UVカット加工ありレンズの場合
UVカット加工がされていれば、レンズの色の濃さにより開いた瞳孔でも紫外線を浴びることがほとんどありません。
UVカットの率が99%のUV400のレンズを使ったものが良いでしょう。UV380では90%カットです。
UV400のレンズなら、紫外線はほとんど目に入りません。
フレームの隙間から入る紫外線
目の上やフレームのサイドからも紫外線は入ってきます。
紫外線が開いた瞳孔に悪い影響しかないことはすでにお話ししました。
つまり、フレームの形状も大切なのです。
花粉症対策のメガネのように目の周りをしっかり覆ってくれる形がベストです。
↓こんな感じの形ですね。
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眼科医もおすすめ
眼科医も「白内障の予防にはサングラスや偏光グラスはおすすめです」と言っていました。
ただし、これは「レンズにUVカット加工がされている」ことが大前提なのです。
UVカットのサングラスや偏光グラスを日常的に掛けていても目が悪くなることはありません。
逆に、UVカットではないものは掛け続けないよう注意しましょう!
結論
UV400の偏光グラスは1日掛けても大丈夫! むしろおすすめ!
サングラスもしかり、ですね。
とはいえ、夜になっても色の濃いレンズを掛けていると、見えにくいので足元が危なかったりします。
目に悪いというのではなく、暗くて見えにくいことによってぶつかったり転んだりという可能性があるので夜まで掛け続けるのは良くないというのはありますね。
日が傾いて暗くなってきたら、はずしたほうがいいでしょうね(^^)
釣行に使う偏光レンズであれば、朝マズメ、夕マズメや曇天にはグレーのレンズなどで明るめに、日中はダーク系のレンズでまぶしさをさらにカットするなど、使い分けるのが良いみたいですね!
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