2018/10/25
先日、めばきちさんとの釣行でスピンキャストリールというものを使わせてもらいました。
スプール部分にカバーがついた、初めて見る変わったリール。
ベイトロッドに付けるタイプをスピンキャスト、スピニングロッドに付けるタイプをアンダースピンというようです。
一度使ってみたら楽しくて買っちゃいました!
タモレが購入するときに調べたことをお伝えしたいと思います(^^)
目次
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シンプルアクションが魅力
キャスト時のアクションが非常にシンプル!
- クラッチボタンを押したまま(トリガーを引いたまま)で構える
- 投げたらボタン(トリガー)を離す(糸が出るので飛ぶ)
- ハンドルを回す(クラッチが入る)
これだけ!
スピンキャスト
価格:3,307円 |
この場合はつけるロッドはベイトロッド。
ベイトリールっぽい投げ方で、指を離すタイミングはスピニングと同じくらい。
ベイトリールの場合
スピンキャストと投げ方は似てますがアクションが増えますね。
- クラッチボタンを押したまま構える。
- 投げると同時にボタンを離す。
- 離すと同時に親指でラインに触れてラインが出過ぎないようにする。
- 着水直前に親指でスプールを止めてバックラッシュを防ぐ。
- ハンドルを回す(クラッチが入る)
工程が増えるだけではなく、この3,4のサミングが難しい(>_<)
長年使い慣れている方でもバックラッシュすることはあるというくらいです。
お勧めポイント
形はベイトに似ていますが、内部はスピニングと同じ垂直方向に巻き取っています。
従って飛距離が出ます。
- ベイトリールはロッドに対して平行に巻き取る
- スピニングリールはロッドに対して垂直に巻き取る
アクションもシンプルで、ベイトより飛距離は出ますので、初心者・女性・お子様のお試し釣りにも良いかなと思います(^^)
ハゼ、キスなどの小さめのものを狙うのに手返しも早くお手軽です(^^)
アンダースピン
価格:3,307円 |
この場合は付けるロッドはスピニングロッド。
スピニングリールの場合
アクションは5工程。
- ロッドを持った手の人差し指でラインを押さえる。
- ラインを押さえたまま反対の手でベールを上げる。
- ラインを押さえたまま構える。
- 投げる時にラインを押さえていた人差し指を離す。
- 着水したらベールを倒す。
小さなお子様にはやや複雑ですし、大人でも人差し指をラインで傷めることがありますよね。
お勧めポイント
トリガーを引く、離すというシンプルアクションは、初心者・女性・お子様のお試し釣りにも良いかなと思います(^^)
スピニングよりは飛距離は出ませんし大物は狙えませんが、やはりハゼ、キスなどの小さめのものを狙うのに手返しも早くお手軽です(^^)
メリット・デメリット
メリット
- 軽いルアーやオモリでも
- ベイトリールよりも飛距離が出る。
- バックラッシュなどのライントラブルが少ない。
- シンプルアクションで手返しが早くキャスト回数が多くなる。
- 定価そのものが安いので安価に手に入る。
デメリット
- 同じルアーやオモリではスピニングリールよりも飛距離は出ない。
- スプールが浅くラインキャパが少ない。
- 大物狙いには向かない。
- 店頭で置いていない釣具屋さんも多く手に入りにくい場合がある。
スピンニング・ベイト・スピンキャストの比較
飛距離
- スピニング
- スピンキャスト
- ベイト
飛距離はなんといってもスピニングに勝るものはありませんよね。
ベイトリールよりは飛び、スピニングよりは飛ばない、それがスピンキャストのようです。
バックラッシュの少なさ
- スピンキャスト
- スピニング
- ベイト
ベイトのバックラッシュはプロでも起きるといいます。
スピニングも糸巻量が多すぎたり、適正でも気づくと少しバックラッシュしてたりしますね。
スピンキャストはバックラッシュがほとんどない、ということです。
ラインキャパ(糸巻量)
- スピニング
- ベイト
- スピンキャスト
スピニングもベイトもスプールの深さによって糸巻量は変わりますが、スピンキャストはカバーがあるのでスプールの大きさに制限があり、ナイロン10lb(3号くらい)で80yd(73m)前後のものが多いです。
価格の安さ
- スピンキャスト
- ベイト
- スピニング
どのタイプのリールも程度を問わなければ1,000円前後から買えたりもしますが、そこそこのもの以上が欲しいですよね。
スピンキャストは実売価格で2,500円くらいから、5,000円~6,000円で良いものが買え、高くても27,000円前後。
ベイトリールは実売価格で5,000円前後くらいから、良いものは1万~2万円台、高いものは十万を超えてきます。
スピニングは実売価格で4,000円~6,000円、良いものは数万単位となり、高いものは二十万を超えてきます。
安価に買えるので、ロッドや釣り場に合わせて色々と揃えるのも楽しそうです。
どれを選ぼう?
全体的にベアリングが少なくギア比も低いものが多いですが、ハイギアやベアリングの多目のものもあります。
なんといっても価格帯が低いのは嬉しいですねぇ!
タモレが最初の1つを買う候補にしたものをご紹介しておきます。
BassProShop スタンピード
【バス プロ ショップス】 スタンピード スピンキャストリール / Stampede Spincast Reel 価格:2,786円 |
こちらはBassProShopのスタンピード スピンキャストリール。
4ベアリング、ギア比4.3:1、自重は246gで価格も最安値ライン!
上記リンクはベイトロッドに付けるタイプで右手巻き専用です。
やや大きめですが、その分10lbが80yd巻けるラインスプールが魅力。。
ゼブコ 33 MICRO
【ゼブコ】 33 マイクロ スピンキャスト リール / 33 Micro Spincast Reel 価格:3,218円 |
こちらはゼブコの33MICRO。
1ベアリングで4lbを90ydの小型ですが、自重が144gと軽くて、ギア比4.3:1なのが魅力!
ハンドルは左右付け替えに対応しています。
↓はアンダースピンタイプ
【ゼブコ】 33 マイクロ トリガースピン リール / 33 Micro Triggerspin Reel 価格:3,218円 |
ダイワ スピンキャスト 80
価格:3,306円 |
こちらはDAIWAの国産品。
1ベアリングでギア比は4.3:1、自重は250g。
ベイトロッドに付けるタイプでハンドルは左右付け替えに対応しています(^^)
↓はスピニングロッドに付けるアンダースピンタイプです。
価格:3,307円 |
タモレは、ベイトロッドに使う、右手巻である、最安値で4ベアリング、ということを決め手としてスタンピードを選びました。
ゼブコ(33 マイクロ)の自重の軽さも捨てがたかったのですが(≧▽≦)
マイクロと比べれば重たいけれど、ダイワのとは大差ない自重だしってことで(^^)