2018/10/25
釣り上げても、うっかり触ってはいけない危険な魚や、食べてはいけない危険な魚がいます。
危険でも、おいしく食べられる魚もいます。
まずは、どんな魚がどう危険なのかチェックしましょう。
目次
sponsored link
アイコンの意味
触れると危険な毒や食べると危険な毒に注意
ヒレ・エラ・歯などが鋭く怪我に注意
毒や臭みがあって食べられない
食べられる
釣ったらチェック!危険な魚
アイゴ
すべてのヒレの先端と背ビレの頭側の付け根の隠しトゲに毒があります!
絶対に素手では触らないようにして、良く切れるナイフやキッチンバサミでトゲをすべて取ります。
取ったトゲは放置せず、必ず処分します。
煮つけ、から揚げなど美味だそうです!新鮮なら刺身も!
※内臓に臭みがあるので、捌くときに傷つけないように注意が必要です。
アカエイ
尾の中央付近のトゲに毒があります!
持ち帰らないのであれば、糸ごと切ってリリースが無難。
押さえようとしてエイの背中を踏まないこと!踏むと攻撃されます!
持ち帰るならトゲを切り落とし、取ったトゲは放置せず、必ず処分します。
刺身、煮つけ、ムニエルなど美味だそうです!
ウツボ
非常に鋭い歯と強靭なアゴがあるので、噛みつかれないように注意してください!
絶対に素手では触らないようにして、ペンチなどで針を外します。
湯引きやタタキ、煮つけなどにすると美味だそうです!
※ただし小骨が多く、小骨処理が大変だそうです。ハモよりすごいとか(^^;
オニカサゴ
すべてのヒレの先端と頬のトゲに毒があります!
絶対に素手では触らないようにして、良く切れるナイフやキッチンバサミでトゲをすべて取ります。
取ったトゲは放置せず、必ず処分します。
煮物や湯引きが美味だそうです!
ゴンズイ
左右の胸ビレの下と背ビレの頭側の付け根のトゲに毒があります!
絶対に素手では触らないようにして、良く切れるナイフやキッチンバサミでトゲをすべて取ります。
取ったトゲは放置せず、必ず処分します。
煮つけや天ぷらにすると美味だそうです!
スズキ(シーバス)
カミソリと同じほど鋭利な背ビレとエラがあり、大けがに注意です!
絶対に素手では触らないようにして、ペンチなどで針を外します。
洗い、ムニエルなどいろいろと美味だそうです!
※湾に居つきのものは臭みが強くて食べられないそうです!体が黒っぽいのが居つき、銀色の綺麗なものが外洋です。黒っぽいスズキはリリースで!
タチウオ
カミソリと同じほど鋭利な歯があるので、噛みつかれないように注意してください!
絶対に素手では触らないようにして、ペンチなどで針を外します。
刺身、ムニエル、天ぷらなどいろいろと美味だそうです!
ハオコゼ
背ビレに毒があります!
絶対に素手では触らないようにして、良く切れるナイフやキッチンバサミで背ビレを切り落とします。
落した背ビレは放置せず、必ず処分します。
煮つけや、から揚げにすると白身が美味だそうです!
ヒョウモンダコ
触れただけで命を落とすほどの猛毒です!関東でも見られるようになりました。
触れずに針を外すことは困難です。絶対に触れずに、仕掛けを切ってリリースしてください!
当然、食べられません。
フグ
内臓に猛毒があるのは有名ですが、鋭い歯にも注意が必要です!
危険を感じると皮膚から多量のテトロドトキシンを放出することもあるそうです!
絶対に素手では触らないようにして、ペンチなどで針を外します。
フグの調理資格者がいるお店に持ち込むしかありません。
※自宅では食べられないので、持ち込み先がない場合はリリースしましょう!
マゴチ
背ビレとエラの近くにトゲがあり、注意が必要です!
丈夫な歯があり、あごの力が強いので、噛まれないように注意が必要です!
絶対に素手では触らないようにして、ペンチなどで針を外します。
刺身や洗い、湯引きにすると美味で、高級魚だそうです!
メゴチ
背ビレとエラにトゲがあり、けがに注意です!
絶対に素手では触らないようにして、ペンチなどで針を外します。
煮つけや、天ぷらにすると美味だそうです!
メジナ
カミソリと同じほど鋭利なエラがあるので大けがに注意です!
エラには素手で触らないように注意が必要です!
刺身、煮つけ、天ぷら、ムニエルなど美味だそうです!
メバル
背ビレのトゲに弱い毒がある場合があります!
地域によっては毒を持たないそうです。毒がなくても背ビレのトゲで怪我をしないように注意が必要です。
絶対に素手では触らないようにして、針を外します。
煮つけやから揚げが美味だそうです!
釣り上げたら
持ち帰る場合、切り落としたトゲやヒレなどは放置せずに処分します。
持ち帰らないならば、魚をその場に放置せず、しっかり海へリリースしましょう。
他の人がうっかり触れたりしないようにです。
他の魚の場合
上記以外にも危険な魚はいます。
たとえ危険がなかったとしても、魚のぬめりには食中毒の原因となる菌がある場合が多いです。
また、魚は人間の体温程度の温度でヤケドをします。
自分のためにも魚のためにも、素手では触らず、魚ばさみやメゴチバサミ、ボガなどで直接触らないように針をはずしましょう。